2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

もち米の箱苗育成ログ 4月30日

我家近辺の田植えは5月20日前後からなので、箱苗(田植え機にセットできる苗)の育成を昨年通り今日から始めました。近隣のプロの農家さん(以下老師)にお願いしていたもち米の箱苗づくりですが、お年を召されたので、やり方を教えていただき昨年から自分た…

歳時記 庭・畑の草木+α 4月29日

ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)が咲き始めました 今年で百歳になる義母が何十年か前に植えたものだとか。物干しの下にたくさん出ます。義母は毎年自分がいくつになるか奥様から聞いて、「はやそんなに!」と驚いています。 この時期のタツナミソウ(立浪…

モズの子近況&畔の草刈りメモ 4月28日

我家のモズの子も活動が活発になってきました。 初めてお目にかかった日の別のショット(4月24日) 丸々していてモズらしくない。 餌を運んできた親に餌をねだる子(4月27日) 随分飛べるようになり、目立つところへも出てくるようになりました。親が近づ…

畔の草刈りメモ+α 4月27日

+αから 月と雲(4月26日) 昨日午後遅く、急速に天気が回復し、天頂近くで月と雲がきれいでした。 月(4月26日) 1000㎜F10望遠鏡での月 37年ぶりに望遠鏡で写真を撮ってみました。液晶表示の拡大像でピント合わせができて驚き、デジカメすごい。フィルムの…

雨読 内山節「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」

雨の日、あるいは作業疲れでさぼりの日には、雨読と称して山積みの蔵書をペラペラして、息抜きをすることにしています。 内山節著 「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」講談社 現代新書1918 私の持っている版は、2007年11月20日発行の第一刷 人が…

畔の草刈りメモ 4月25日

今年は、ブログをつけるようになって、畔の草刈りも写真を撮ったりしてマイペースでやっていたら、だんだん雨の日が増えてきて、耕耘まで時間の余裕がなくなってきたので、今日はカメラ無で草刈り専念モードのつもりでしたが・・・ ツマグロヒョウモン(雄)…

田んぼログ&変なハルジョオン 4月24日

蓮華田ログ(定点観測) 蓮華田も来週には耕耘されます。蓮華を楽しめるのも今週限り。 最初から良く茂っていた蓮華田 西洋ミツバチのいた田です。蓮華満開ですが花も見納め。隣の田んぼは、緑肥にするために畔の草を刈って田の中にまいてあり境がわかりにく…

畔の草刈り&畑の木々メモ 4月23日

今日も畔の草刈りをしたのですが、その前にもち米の種の浸漬をはじめました。 調合した浸漬液と籾浸漬液は、水と水稲種子消毒用の微生物防除剤を指定量混ぜたもの。 全体が良く浸るように上下させて浸漬。浸漬状態で丸二日。水を替えて計一週間浸漬。来週籾…

月と金星 夕刻の風景

夕方の月と金星 この季節は、東の空に黄道(太陽・惑星の通り道)白道(月の通り道)が立っていて、月齢の若い時から高い高度に見え、また上空の風も穏やかな日が増えてきて、月を見るのに絶好の時期となります。特に望遠鏡に双眼装置をつけて両眼で見る月面…

畔の草刈りメモ 2023年4月21日

今日は、蓮華が良く茂っている田の畔の草刈りと、畑の果樹の下の草刈りをしました。 鬼田平子(オニタビラコ)と蓮華 蓮華が咲く田での野良仕事は楽しいです。 蓮華の蜜を吸うミツバチ おなかの縞模様の具合から西洋ミツバチです。1㎡にだいたい1~2匹飛ん…

すずめの水浴び -街中の野良散策-

今日は久しぶりに名古屋に用事でした。 すずめの水浴び 名古屋駅西 民営駐車場の水たまり 水面に映っているのは後戸ではありません。 名古屋駅西景 名古屋のスカイスクレイパーたち。灰色の町のイメージは43年前から変わりませんが・・・。EVの時代になっ…

畔の草刈りメモ 2023年4月19日

5月に入ると田も耕耘されるので、毎年畔の草刈りをこの時期から始めます。刈った草は田に入れてこやし(緑肥)にしています。このあと米の収穫の10月まで月一回程度の頻度で草刈りです。今日見かけた生き物をいくつか。 田辛子(タガラシ) 実がたくさんなっ…

虫 いろいろ 2023年4月中旬

この間、暇があるときには、ほったらかしにしていた剪定枝の処理を行っています。その最中や、休憩中に見かけた虫をいくつか。 褄黒豹紋(ツマグロヒョウモン)雄 豹柄の模様をつけた少し派手な蝶。毎年我家の畑のあたりを舞っています。モンシロチョウより…

田んぼログ 2023年4月17日

天気晴。北西~西の風が強いですが冷たくはありません。 田んぼの花 田と畔の境 田の中の蓮華(レンゲ)、境に咲く松葉海蘭(マツバウンラン)、畔に咲く大地縛り(オオジシバリ)。 田の蓮華 満開 蓮華、レンゲ、蓮華 蓮華にとまる紋白蝶(モンシロチョウ)…

酢漿草(カタバミ)いろいろ

百姓としてはあまり自慢できることではありませんが、我家にはいろんな種類のカタバミが生えています。 酢漿草(カタバミ) ヤマトシジミ蝶の食草と言われています。先日卵を産む動作をしているヤマトシジミを見つけましたが、卵は見つけることはできません…

雨読 野尻抱影「星三百六十五夜」 4月15日

今日は良く降っているので雨読。4月15日の項の題は、「星のトパーズ」です。 野尻さんは、この項で牛飼い座のアルクトゥルスを取り上げ、そのオレンジ色の輝きをトパーズ(黄玉)に譬えておられます。春の星の中でもアルクトゥルスはひときわ明るい星ですが…

歳時記 野の草花たち 2023年4月14日

春紫菀(ハルジョオン) 白花 今年も、あちこちに出てきました。しばらくすると、お花畑。 「お花畑になって群れて咲いていると美しいんですよ」などと愛でていたりすると、プロの農家の方にも奥様にも白い目で見られます。農家分類的には厄介な雑草(他にス…

歳時記 庭の草木 2023年4月13日

立浪草が咲き始めました。 立浪草(タツナミソウ) 紫色 デジカメでは目で見えているほどには紫に写りません。白色のものに比べて、生えているところは限定的です。 立浪草(タツナミソウ) 白色 白色のものは、庭のあちこちに群落を作っています。生垣の下…

雨読 野尻抱影「星三百六十五夜」4月12日

朝、日差しがあったのに、だんだん空が暗くなってきて、天気予報も雨なので、少し草刈りをして、作業はお休み。星の文学者 野尻抱影氏の「星三百六十五夜」(*1)の4月12日の項「長安の春」を読みました。 この小文で野尻さんは、春の星座の一つ海蛇座にふれ、…

虫の話題いくつか

蜻蛉(トンボ) 本年初見 塩辛蜻蛉(シオカラトンボ)雌/麦藁蜻蛉(ムギワラトンボ:シオカラトンボの雌の別名) 虫が出てくるとそれを食べる虫も現れます。シオカラトンボはこの辺で一番よく見かけるトンボです。 ヤマトシジミだと思っていたのはツバメシジ…

田んぼログ 2023年4月8日

田んぼの花たち 我家の田んぼの畔の大地縛(オオジシバリ)・雀の豌豆(スズメノエンドウ)。背景は蓮華(レンゲ)。ピンボケ松葉海蘭(マツバウンラン)も 近所の休耕田の大地縛りの花畑 もう何年も前から休耕しておられる田んぼです。草刈りだけはしておら…

日没帯食1978年10月2日の記録

私のブログアイコンの画像。 随分古い話ですが、1978年10月2日、太陽が欠けたまま西の地平に沈んでゆく日没帯食がありました。その時の画像です(撮影地:信州松本)。中心から少し右にずれた場所に太陽黒点。もう一個左のふち近くにも見えています。低空な…

歳時記 庭の草木 4月6日

蛍袋(ホタルブクロ)新芽 手水鉢の近くに毎年出てきます。これからもっとのびて、白い花をつけます。 松葉海蘭(マツバウンラン) どこかから運ばれてきた種が芽吹いて、ひょろっと伸びて、小さな花をつけます。 甘野老(アマドコロ) 斑入りなので多分園芸…

燕蜆蝶(ツバメシジミチョウ)

燕蜆蝶(ツバメシジミチョウ)雌 昨日に続いて剪定枝などの整理をしていたら、目の前を白と黒とがパタパタしている感じの見慣れないシジミチョウが飛んでいきました。急いで追いかけて、しげしげと観察。調べてみるとツバメシジミチョウ。お目にかかるのは多…

空中戦 ケリ・カラス連合 VS 猛禽一羽

空中戦の様子(コントラスト+20%に調整) 伐採したままに積んでいた果樹の剪定枝や雑木の片づけをしていたら、ケリ(鳧)のけたたましい声がしたので見上げてみると、トビ(鳶)あるいはタカ(鷹)と思われる大きな鳥を、果敢にもケリが追い回していました…

日本蒲公英(ニホンタンポポ)・白花蒲公英(シロバナタンポポ)

日本蒲公英(ニホンタンポポ) 庭の椿の木の下に日本蒲公英(ニホンタンポポ)の群落を発見。庭掃除をしていた奥様に危うく退治されるところでした。先日、西洋蒲公英(セイヨウタンポポ)との違いを聞かれたので教えてあげておいてよかったです。奥様の感覚…

歳時記 虫たちの春 拾遺

この季節の取りこぼしをいくつか追加しておきます。 若葉にとまる七星天道(ナナホシテントウ) 我家の野原のいたるところで活動を始めています。鴉の豌豆(カラスノエンドウ)が茂ってアブラムシが付くのを待っていると思われます。 西洋蒲公英(セイヨウタ…