伐採したままに積んでいた果樹の剪定枝や雑木の片づけをしていたら、ケリ(鳧)のけたたましい声がしたので見上げてみると、トビ(鳶)あるいはタカ(鷹)と思われる大きな鳥を、果敢にもケリが追い回していました。直にカラス(鴉)も参戦してきて、最後はカラスが猛禽を追い回して追い払うという一部始終を観察できました。真剣勝負のお三羽には申し訳ないですが、なかなか面白かったです。写真ですが、被写体が小さくてすみません。上の大きな鳥が猛禽、その下の雲の先に見える小さな鳥影がケリ、右から羽ばたいて参戦してくるのがカラスです。
ケリはこの季節田んぼで子育て、カラスは近くの駐車場の大木に巣をかけて同じく子育てを始めたところ。いずれも子育てのころは攻撃的で、近づくと突進して眼前まで迫ってくるので、この季節は近づかない方が無難です。
空をみあげたついでにもう一枚
一番右側(樹木にかかっている)のが見づらいですが、5本の飛行機雲が西の空の一点に収束してゆくように見えました。天気下り坂とはいえまだ含まれる水分は少ないようで、飛行機雲もそんなに発達はしませんでした。コロナの時には飛行機を見ることもなかったので、平時にもどりつつあるこの頃を実感します。
撮影機材:いつもの