今年の田植えに向けて、もち米(十五夜)の箱苗の準備をしました。昨年より約5日田植えが遅いので、それに合わせて作業日程を組んでいます。一週間ほど前から種を水に浸けて目覚めさせて、昨日箱に土を入れて蒔きました。その作業場のそばで咲いていたツルマンネングサ。暑いぐらいの日でした。苗、田植えまでに成長しすぎないか心配しています。
ご存知オオバコは通路の良く踏まれるところで目立ちます。そういえば上高地の小梨平のテント場にもありました。種は人にくっついてどこへでも行きます。
短い毛に覆われたソフトな感じのオオバコです。
良くもまあこんなにたくさん密集して出ること。
ひょろっとのびていて最初見た時はオオバコの仲間だとは思いませんでした。土手に出るオオバコの仲間は密集していることが多いです。
どこにでもある草シリーズ。義父は園芸種や山野草以外はすべて雑草と呼んで殲滅していましたが、雑草を愛でるやつが娘の婿になるとは思ってなかったでしょう。草をぞんざいに扱ったたたりかも。
カタバミのようですが、丈が高く上へ上へと伸び上がるオッタチカタバミです。花びらも少々豪勢。
ムラサキカタバミもあちこちに茂っています。
よく見かけるシロツメグサの花を黄色くして小さくした様な見かけです。花ぎっしり。野の草も在来種外来種取り混ぜて、まだまだ名を知らないものも多いです。
スギナが茂っていた土手にはイヌタデが茂り、セイバンモロコシなどのイネ科の細い長い葉の植物が伸びてきました。同じ土手でも、業者の人が前年に手を入れた時期によって、かなり様相が異なることもわかってきました。セイタカアワダチソウが一斉に伸び始め、くずが蔓を伸ばしてきている所もあります。オオバコの仲間が密生しているところもあれば、マツヨイグサの仲間が目立つ所も。春先に広く群落を作っていたトウカイタンポポやオオジシバリは綿毛をほぼ飛ばし終えて、伸びてくる草たちのなかに埋もれていきつつあります。