歳時記 庭・畑の草木+α 4月29日

ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)が咲き始めました

 今年で百歳になる義母が何十年か前に植えたものだとか。物干しの下にたくさん出ます。義母は毎年自分がいくつになるか奥様から聞いて、「はやそんなに!」と驚いています。

この時期のタツナミソウ(立浪草)

 まだ花をつけている株もたくさんありますが、下から順に種が準備されています。園芸植物は弱いというイメージがあるかもしれませんが、白いタツナミソウは雑草の領域、畑・向かいのお宅の道端にまで勢力を拡大中で、再野生化しています。

スズメノエンドウ(雀の豌豆)

 小さなエンドウのさやがたくさんなってます。なにやらおいしそう(でも大変小さいです)。

オッタチカタバミのさや

 種になる前に刈り取りなさいといったでしょう!という奥様の声が聞こえてきそうですが、この後が楽しいのです(ご存じのように、刺激で種をはじき飛ばします)。

たくさんのヘビイチゴの実

 豊作です。おいしくないので食べませんが。

カラスノエンドウ(鴉の豌豆)

 ご存じのように、もう少したつと黒くなってはじけます。はやく刈り取らないと・・・(一応)。

普通の春紅葉の種 羽は2枚が標準です

 カメムシの仲間(多分ホソハリカメムシ)がいます。このカメムシは稲作農家の嫌われ者。斑点米の元凶だとか。(即退治せんか!!という声が。)

変な種(羽4枚)

 軸は一つです。二つの種が形成時に融合したみたいです。奥のピンボケのも何か変(次の写真)。

変な種 その2(羽8枚)

 軸一つに8枚の羽。4つが融合?この後分離するのかなあ?

 羽の枚数が多くても二枚のみたいには遠くに飛べないんじゃないかなあ?

+α 

実は蓮華が名残惜しくて、仕事を作って田で作業もしてきました。

 手前の方はスズメノテッポウ(雀の鉄砲)の方が優勢ですが、奥の方は何とかきれいに咲きそろいました。

蓮華とミツバチ(日本ミツバチ)

 静かな田で作業していると、たくさん飛んでいるミツバチの羽音がブーンと聞こえます。なんか幸せ。

この子(日本のクマバチ キムネクマバチ)も仕事中でした

 とまると蓮華が大きくしなります。やはり重量級の熊さんです。花粉を団子にして幼虫の餌にすると聞いています。うちに作っている巣にも運び込んでるはずです。

普通のオニタビラコの花

 がくは緑です。

がくの色が赤味がかったオニタビラコ

 記録するつもりで観察するようになってこんな色のもあるのに気が付きました。

最後に 今日のモズの子(4月29日)

 親がいつも止まっている場所に陣取って、いっちょまえにキチキチキチと鳴いたりしていました。でも親が来ると羽をパタパタしてジュジュジュジュ・・・。

 

撮影機材:Kiss X9, EFS18-55mm Zoom, EF75-300mm Zoom.