虫の話題いくつか

蜻蛉(トンボ) 本年初見

塩辛蜻蛉(シオカラトンボ)雌/麦藁蜻蛉(ムギワラトンボ:シオカラトンボの雌の別名)

 虫が出てくるとそれを食べる虫も現れます。シオカラトンボはこの辺で一番よく見かけるトンボです。

ヤマトシジミだと思っていたのはツバメシジミでした

2023年4月2日、「歳時記 虫たちの春 拾遺」でヤマトシジミとした写真

 写真の黄色いの矢印の特徴的なとんがりをもってツバメというようです。ヤマトシジミにはこれがないとのこと(次回確認します)。ですので、この写真はツバメシジミの雄でした。

昆虫は奥が深いです。

日本熊蜂(黄胸熊蜂、キムネクマバチ)の巣穴発見

朽ちかけた剪定枝にあいていた穴

 剪定枝の片づけをしているときに発見しました。去年このあたりに良く日本熊蜂が飛んでいたのでひょっとしたらあるかもと思っていたので、あったあったという感じです。

断面を見てみようと端の方を切断

 使い古しだと思ったので、この辺が巣穴の端の方だろうとおもって切ってみると、中のほうでブーンという羽音。まだ使用中でした。申し訳ない。慌てて元へ戻しました。

その前に断面をパチリ

 きれいな真円状に中をくりぬいて使用しています。中はすべすべで、良い仕事してますねぇという感じ。

 外来種の竹熊蜂(2023年3月31日報告)は、最初から空洞の竹を利用しているのでこの手間をさぼって花粉集めに集中できるので、日本熊蜂に対して有利な立場にある理由がわかります。

 日本熊蜂の職人芸が、日本人の在り方とダブって見えてきたりして、少し複雑な思いです。

 

撮影機材:Kiss X9