蓮華がいっぱいだった田も耕され、連休明けには水が入り始めます。昨日今日は田まわりをしてきました。そのとき出会った生き物、田の状況などです。
真っ赤で結構大粒。おいしくないとわかっていてもつい食べたくなって、口にしてみました。甘くはないけれどもまずくはないです。ジャムにしたらおいしくいただけるかもと思いましたが、量を集めるのはたいへんです。
めしべの付け根の黒がメタリックで、おしゃれなブローチのセンターピンのようです。調べてみると、クロボシオオアマナあるいはオーニソガラム・アラビクムと出てきます。奥様は植えた覚えがないとのことで、多分今年百歳になる義母が植えたものと思われます。
調べてみるとヒメマルカツオブシムシとのこと。まあいろんな虫がいるもんですね。花粉を食べるとか。花弁を食っている気もするのですが・・・
ようやっと田へ
大地縛りも綿ぼうしが目立つようになってきました。タンポポと同じ方法で風に乗って広がります。
なにやら動物的で美しいです。
尾羽の先がふわふわです。たまに毛をふくらませたりしていました。近くのコロニーから来たものと思います。水の有る田をめぐっています。来週にはすべての田に水が入るようになるので、たくさんの鷺を見ることができるようになります。
蓮華田ログ(定点観測)
定点観測してきた二か所の田の現在の様子です。
すっかり耕耘されて、蓮華もすきこまれました。ここは蓮華の出来もよかったので、蓮華田の基準としようと思います。
ここもすっかり耕されました。さて稲の成長はどうでしょうか。またむらむらになる?
直径5㎝程。これはまだ小さい方で1年見逃すと大穴が開いて、水漏れが始まります。農家としては全く自慢できないものなのですが、それなりの数あります。ザリガニをも愛でる百姓(疑問符付)としては、申し訳ないねぇと言って穴をつぶして泥をかけて“念入り”に踏み固めています。
市街地にある田の水路掃除もしました。細い水路が住宅の間に伸びているのですが、放し飼いの柴犬に「ガルルルル、わうわうわう」と上から目線で脅されて(水路の方が低いです)、柵越しに噛みつかれる寸前で飼い主さんに助けてもらいました。良い番犬だとは思いますが、もう5年ほどになるのだからええ加減覚えろよ。確かに水路をごそごそしていて怪しいやつだけれども・・・。毎年の光景です。
田の畔で群生しているところがあります。
隣の田の農家の方は最近草刈りをストイックにされるので、紫の群落は縮小傾向です。
花の形と色合いが違います。これが見られる畔は今のところ一か所です。園芸種?
園芸種も野生化していたりするので、名前を知るのは難しいです。ご教授ください。
これまた何者?植物の世界も広く深いです。
我家にも繁茂していますが、いろんな所で花を咲かせています。
ミカンの花に似てますが、葉っぱがだいぶ違います。放置されたよその畑の傍らで。
畑へ戻って
だんだん膨らんできました。
いろんな子がいろんなところで活動中です。
元気に育っています。親にまだ甘えています。お姉さんの方は別の場所で行動中の様です。奥様によれば、作ったゴーヤの棚にも来ているとのこと。
明日から雨の予報。ありがたいです。
撮影機材:Kiss X9, EFS18-55mm Zoom, EF75-300mm Zoom.