日本在来のタンポポ

 散歩コースの堤防で、在来種のタンポポがたくさん生えているのを見つけました。

多分トウカイタンポポ

 花の付け根のいわゆるがくに相当する部分(総苞片(そうほうへん)と言うそうです)がそっくり返っているかいないかが区別のポイントで、在来種はそっくり返っていないとのこと。在来種も20種近くあるらしく、その区別にはこの総苞片の形状(カギ状の突起の有無や長さなど)や花粉の大きさのばらつき度合いなどが用いられるようです。まだ経験不足ですが、カギ状の突起などから見て、写真のものはトウカイタンポポではないかと思っています。

多分トウカイタンポポ

 家の庭にもまだロゼッタ状態の日本在来のタンポポがあるのですが、こちらは昨年の花の様子から多分カンサイタンポポではないかと思っています。花が咲いたら詳しく見てみます。葉っぱの形状なども微妙に違うので、分類というのは難しいですね。

堤防の水仙も今が盛りです

今朝の木曽御嶽山 パープル(紫)御嶽 2月29日6:30

今朝の日の出 上空には雲 東の地平に狭く晴れ間 2月29日6:31

いつものカワセミ

 南の散歩コース両岸の堤防がこの子のテリトリーです。いつもお目にかかれるわけではありませんが鳴き声は良く聞きます。

趣味の星

星の軌跡 冬の大三角 2月28日19:39~
APS-C 19mmF3.5 ISO1600 5秒露出×12)

 フィルム写真の頃はメカシャッターを開放(バルブ)しておけば星の軌跡がうつりましたが、シャッターを開放するのにも電気を食うデジタル一眼でどうやって撮るのかなということで、少し調べて試して見ました。三脚に固定して、露出5秒で1秒あけて12枚を繰り返して撮ったものを比較明合成(異なる画像の同じピクセル位置の情報を比較して明るい方の情報を残してゆくという手法)で合成したものです。うすくもやがかかっているのは移動してきた薄雲の影響です。おどろいたのは名古屋近郊の光害の空でもこんなに星が写るんだ!と言うこと。星図と確認したところ8等星ぐらいまで余裕で写っています。それとフィルムの時に見られたハレーションがほとんどなくて星が実にシャープです。しかも簡単、誰でも撮れる。こんな時代になっていたのか!しばらく楽しめそうです。

星の名

 野尻抱影氏の「日本の星」によれば、源平の美濃合戦のあった岐阜県揖斐郡あたりでは、ベテルギウスの赤とリゲルの白を平家の赤旗と源氏の白旗にみたたて、それぞれ平家星、源氏星と呼んでいたようです。