沈んでゆく太陽にちょうど重なっているのが御在所岳(東峰)。御在所岳の三角点がある西峰は東峰の右にある高まりです。こちらから見て東峰の方が手前にあるので高く見えています。いわゆるダイアモンド御在所岳の条件ですが、太陽の光球が見えているこの撮影条件の場合は、ダイアモンドというより冠(クラウン)あるいは光背とか後光と言った方が良い様な気がします。光背と見た場合、いにしえの聖人や上人を模して、聖/セイント 御在所岳 とでも呼びましょうか。
ぴょこんと出た気象観測塔と、よく見ると東峰ピークから少し左に下がったところにロープウェイの駅が見えます。(いずれの写真も高圧電送線がうるさくてすみません。)
晴天の日の河口の夕景はいつも美しいです。
2月4日には左隣の高まり 鎌ヶ岳に日が落ちていたので、ほぼ9日で日没位置が北の御在所岳にまで移動したことになります。これから駆け足で日没位置は北上してゆきます。