鈴鹿山脈の鎌ヶ岳は標高1161mで、御在所岳とならんで鈴鹿を代表するアルペン的な風貌を持つ山です。先日(11月7日)、たまには夕日でも拝みに行くかと思っていつもの土手の散歩コースに出かけたら、ちょうど日が鎌ヶ岳に落ちていくところで、どうやら太陽がちょうど鎌ヶ岳の山頂に重なる様子!偶然にもダイアモンド鎌ヶ岳になる日でした。期待して待っていたら最後の瞬間に無情にも雲。残念!
次の日は快晴でしたが、日没の位置がもう南にずれてしまいダイアモンドにはなりませんでした。少し北に撮影場所を移してなるべく重なるように努力したのですが。この槍ヶ岳もどきの形が鎌ヶ岳のピークの特徴です。古装束の烏帽子の冠にも見えるので冠峰と古くは呼ばれていたようです。写真右はずれの高まりは御在所岳。ちなみに鎌ヶ岳のシルエットの下に見える幾何学模様は、夕日を散乱しているガラス温室のガラス屋根です。ダイアモンド鎌ヶ岳のチャンスを調べてみると、次回は2月4日ごろ。またチャレンジしてみます。
秋の快晴の日は日没の風景も美しいです。
刈り取りが終わりひこばえがしげる田に蜘蛛がまだ巣を張っていました。水面のさざ波が月の光を反射していわゆるムーンリバーを作るように、蜘蛛の糸が反射して出来る光の河(ウェブリバー)ができていました。上へ行くほど遠くの田を見ています。刈り取りで蜘蛛は皆いなくなったと思っていたら、まだ頑張っているようです。