星たち

有明の月 9月1日

今朝この辺りは小雨で雲も厚そうだったので、田回りに行くかどうか迷いましたが、ひょっとしたら虹が出るかも知れないし、まあ傘持って行くかと家を出たらみるみる天候回復、雲が切れて西天に大きな満月が出てきました。なんかたぬきに化かされたような。 み…

ユウスゲの花

月齢11.4の月、その右にアンタレスほかサソリの頭、そして月光に浮かぶユウスゲ 7月29日21時頃。庭先。 月とユウスゲ 庭の一角でアマドコロ、ガーベラほかと混在群落を作っています。花は夕方から開きはじめ、朝には閉じています。 まだ明るいうちのユウスゲ…

梅雨明けの夕・早朝 7月20・21日

夕景 月(右上)と金星(左下) 7月20日 (91mm F6.3, 1/125秒, ISO1600) 宵の明星の高度もだいぶ低くなってきました。 夕月 月齢2.7 (270mm, F10, 1/400秒, ISO10000) 金星 15cm反射式経緯台拡大撮影(7620mm, F50.8, 1/80秒, ISO 2500) 地球に近づいて見か…

夏 烏瓜・待宵草・宵の明星  7月11日

カラスウリ(タマズサ)の花 日が沈むのを待って花を開きます。日没30分後。 咲いている様子 倉庫の柱に巻き付いています。花は一斉に開きます。 不思議な形 顔を近づけると少し香りがします。この香りに誘われて蛾の仲間が来ているようです。暗闇で種類まで…

雨なので落穂ひろい 6月2日

ドクダミのクローズアップ(6月1日) 55㎜+接写リング12㎜ 拡大して見ると世界は違って見えてきます。面白いです。 5月24日の月 5月27日の月 いずれも15㎝反射経緯台(口径150㎜、焦点距離1270㎜、西村製作所)の直焦点撮影。この望遠鏡との付き合いは1974…

ゼロメートルからの山 鈴鹿・養老・伊吹 5月24日

ゼロメートル地帯は山と無縁と思われるかもしれませんが、大気が澄んでいると、西から北をとおり東へかけて、鈴鹿山脈、養老山地、伊吹山、能郷白山、加賀白山、乗鞍岳、御岳山、中央アルプス、恵那山をぐるっと見渡すことができます。今朝は、雨と強風で大…

今宵 金星、月 ふたご座での会合 火星付き 5月23日

5月23日20時30分ごろの西空 宵の明星と月(月齢3.8)がふたご座で会合します。金星と月の上にふたご座の一等星カストル(1.6等)とボルックス(1.2等)。カストル、ボルックスの南延長上少し上に火星を見ることができます。 野尻抱影氏の新版星座めぐり(昭…

畔の草刈りメモ+α 4月27日

+αから 月と雲(4月26日) 昨日午後遅く、急速に天気が回復し、天頂近くで月と雲がきれいでした。 月(4月26日) 1000㎜F10望遠鏡での月 37年ぶりに望遠鏡で写真を撮ってみました。液晶表示の拡大像でピント合わせができて驚き、デジカメすごい。フィルムの…

月と金星 夕刻の風景

夕方の月と金星 この季節は、東の空に黄道(太陽・惑星の通り道)白道(月の通り道)が立っていて、月齢の若い時から高い高度に見え、また上空の風も穏やかな日が増えてきて、月を見るのに絶好の時期となります。特に望遠鏡に双眼装置をつけて両眼で見る月面…

雨読 野尻抱影「星三百六十五夜」 4月15日

今日は良く降っているので雨読。4月15日の項の題は、「星のトパーズ」です。 野尻さんは、この項で牛飼い座のアルクトゥルスを取り上げ、そのオレンジ色の輝きをトパーズ(黄玉)に譬えておられます。春の星の中でもアルクトゥルスはひときわ明るい星ですが…

雨読 野尻抱影「星三百六十五夜」4月12日

朝、日差しがあったのに、だんだん空が暗くなってきて、天気予報も雨なので、少し草刈りをして、作業はお休み。星の文学者 野尻抱影氏の「星三百六十五夜」(*1)の4月12日の項「長安の春」を読みました。 この小文で野尻さんは、春の星座の一つ海蛇座にふれ、…

日没帯食1978年10月2日の記録

私のブログアイコンの画像。 随分古い話ですが、1978年10月2日、太陽が欠けたまま西の地平に沈んでゆく日没帯食がありました。その時の画像です(撮影地:信州松本)。中心から少し右にずれた場所に太陽黒点。もう一個左のふち近くにも見えています。低空な…