夏 烏瓜・待宵草・宵の明星  7月11日

カラスウリ(タマズサ)の花

 日が沈むのを待って花を開きます。日没30分後。

咲いている様子

 倉庫の柱に巻き付いています。花は一斉に開きます。

不思議な形

 顔を近づけると少し香りがします。この香りに誘われて蛾の仲間が来ているようです。暗闇で種類まではわかりませんでしたが、スズメガの仲間の様でした。花びらのひげには虫を誘う役割がありそうですが、触るともっと臭いがするのかな?それとも動く?今度触ってみようかな・・・でもなにやらどこかに引き込まれそうな気もします・・・ご用心

もう一つ 宵を待ち開く マツヨイグサ

 畑のくさはらの中でポツンポツンと咲いてます。花は違いますが、宮沢賢治ポラーノの広場

マツヨイグサ

空を見上げると宵の明星

 果樹の中には何やらうごめくいきものの気配もあります。夜の生き物の世界もまた面白そうです。

付録

カラスウリの花 今朝(7月12日)の様子 こんな感じで閉じてしまいます。
蚊に刺されること覚悟で夕暮れの畑に行かないと開いた花は見れません。

マツヨイグサの花 今朝(7月12日)の様子
こちらも朝には閉じていました。色も違います。同じ花とは思えない変化です。

宵の明星 15㎝反射式経緯台で拡大撮影(7月11日)
金星もずいぶん細くなってきました。西空でみることができるのも月末までです。

最後に今朝の月

7月12日 朝の月

 今朝は木星が近くにいましたが、さすがに日の出後ずいぶんたっていて、写真で見つけるのは難しそうです。