昨夜久しぶりの雨がありました。朝曇りの内に畦の草刈りを再開。月一回ペースで今シーズン3巡目。
一月でイネ科の草は結構伸びます。草刈り機でカエルを引っかけると実に申し訳ない気持ちになるので、道際の方からカエルを追い出しながら2回ぐらいに分けて刈り取っています。刈り取りは高さ5~10cm程度で刈るいわゆる高刈りです。下の方に埋もれて生えているイネ科ではない草(今の時期はツユクサやヒメクグなど)の丈を見ながら刈っています。隠れているカエルを引っかけることも少ない。
我家の田では良く繁殖しているのですが、ナゴヤダルマガエルは絶滅危惧IB類 (EN)に指定されています。ほれ早く田の方へ行きな。
草刈りを始めると追い出される虫を狙いに近くまで来ます。畑のモズと一緒です。今日はエンジン音に誘われて来るクマゼミは来ませんでした。クマゼミの勢いも少し弱まってきたような気がします。
スタイル的にはトノサマガエルとナゴヤダルマガエルはよく似ています。背中の白条、目の後ろの黒い線の形状で区別していますが、関東のトウキョウダルマガエルには白条がある様ですし、ナゴヤダルマガエルでもまれに白条が有るのが報告されているようです。むつかしいですね分類というのは。
このほかイナゴ、ショウリョウバッタ、コオロギなどの仲間も多数いて、田の方へ逃げていきます。
キチョウの食草だから、などと言って放っておくとこのような事態に。草丈が私の背丈(~1.6m)より高くなって花が咲いてます。さすがに今日は少し整理しました。
田への道の脇にあるヤブガラシには色んな昆虫が来ています。今日はちょうど最近庭で目立つオオモンツチバチが来ていました。近くで見ると実に立派なハチです。庭にいる同族の観察で、ひょっとしたら成虫も肉食?などと思っていたのですが、やはり花の蜜や花粉を食べているようですね。ヤブガラシならどこにでもあります。庭の植栽にも。ということでヤブガラシもむやみに刈れないなあ。