19日は雨の予報だったので、田植え前の最後の田まわりを18日にしました。毎年田植えの時には、カブトエビやホウネンエビがそれなりにいるので、この日は水面を注意深く観察。いくつかの田でカブトエビ、ホウネンエビを確認。採取。
採取方法。小型のアクリル容器で、狙いを定めてすばやくすくい取り、採取物確認したあと、ビニール袋に採取した水ごといれて持ち帰り観察。
まだ小さいです。このあと成長して倍ぐらいの大きさになります。胸部にある鰓脚というのを動かして遊泳しています。成熟すると、鰓脚が緑になるのが出てきます。雌は、鰓脚下の腹部に卵をつけるようになります。
頭部に触覚があったのですね。今回初めて気が付きました。カブトエビの発生に関しては、もっと初期のものを観察したいと思っているのですが・・・
子供のころに田で取っていてお百姓さんに良く怒られました。この日採集していたら、近くの小学校の子供らが先生に引率されて通りましたが、田には見向きもせずそそくさと通過してゆきました。まあへんなおっさんがへんなことしてると思われたかな。声かけてくれたらホウネンエビとかカブトエビとかタマミジンコとか見せてあげたのに(やはりへんなおっさんか?一応百姓(疑問符付)ではあるのだが)。
餌の問題があるので、あまり長生きはしてくれないように思いますが、ミジンコはたくさんうごめいています。田んぼの土を持ってきてやると良いかもしれません。