スモモの木と近隣の住人たち 6月18日

 

スモモの実 4~5㎝ぐらい

 最近は、ムクドリより先に実を収穫すべく、またそろそろクビアカツヤカミキリが出てくる頃なのでその駆除のためにも、スモモの木の下通いをしています。蚊も多いですが、いろんな生き物がいます。蚊取り線香を腰につけてやってます。

 虫に目が行ってますので、今日は虫が多いです。

モモスズメの幼虫

 スモモを採っていた時に、目の前の枝にいたのですが、最初は何か雰囲気が違う葉っぱだなあという感じで、しげしげ見たらなんと大きな芋虫がついてました。名前はかわいらしいのですが、長さ7~8㎝でしかもボリュームがあります。さて、どっちが頭でしょう?

 写真上がおしり、下が頭です。私はあたまとおしりを間違えておしりを中心に撮るというちょっとはずかしいミスをしでかして、写真を撮り直しに行きました。土に潜ってさなぎになるとのことで、成虫もなかなか面白い恰好をしているようです。さなぎが孵るころに期待して探してみようと思います。害虫と言えば害虫なのですが、これまで大量発生したところは見たことがないのでそのままにしています。今回も周りを探してみましたがこの子一匹でした。多分寄生蜂などにやられてバランスしているものと思います。

キセルガイの一種

 スモモの木の幹のへこんだところにくっついていました。長さ1cmにも満たない小さなカタツムリの仲間です。スモモの木のところで見かけるのは比較的大きいのですが、家のメダカの鉢のあたりにもいて、それは一回り小さいので、同じ種類なのかどうか?もう少し観察を進めたいと思っています。

ゴマダラカミキリ

 クビアカではないのでお目こぼしと行きたいところですが、蜜柑の木を枯らされたことも何回かありますので、見逃すわけには・・・

キマダラカメムシ

 体長2㎝ぐらい。日本最大級のカメムシとのこと。主に幹の下の方にいます。ですので樹上の実を採るときにくさいにおいで困るという事はないです。

アオメアブ

 スモモの木や畑の周辺にいる昆虫を捕食しているアブです。素早い動きをします。トンボを採ることもあるとあります。

スモモの隣にあるレモンの木にいたアミガサハゴロモ(の近縁外来種?)

 大きさ1cmぐらい。アミガサハゴロモとは翅のふちの白い模様が違うので区別するようです。眼がシマシマで面白い。どうやらこの子はレモンの木にたくさんいたわたわたのアブラムシの成虫の様です。(先にワタアブラムシと書きましたが、間違いです。訂正します。すみません。)

アミガサハゴロモ(の近縁外来種?)

 こんな感じでレモンの木の軸につかまっています。蝉の様に幼虫の時から木の汁を吸っているのだと思います。

レモンの木の隣の柿の木で卵を守るウロコアシナガグモ 柿の葉っぱの裏

 卵がなかったら、スリムで緑色の姿には気が付かないところです。 

 スモモの木や柿の木の周りにはいろんな生き物がいますが、いろんな種類同士でバランスがとられているのでしょうね。このあともう少しすると、田にいるツチガエルやヌマガエルのオタマがカエルになってスモモの木の下に現れてもっとにぎやかになります。