今朝の出会い タヌキ 4月2日

土手のタヌキ君

 今朝はなんとか晴れていたので、富士山の影を目当てに早めに散歩に出て、堤防でカメラを富士山方向に向けて構えていたら、土手道を疾走してくる二つの影。野犬か!と思い一瞬身構えたのですが、なんとタヌキ。追いかけてきた方はすぐ私に気がついて河原の方に降りたのですが、もう一匹は私が目に入らなかったらしく、すぐそこまで来てようやく私に気がついて慌てて堤防を駆け下りていきました。しばらくするとこの早朝に黄色いウインドブレーカーを着てカメラを構えている変なやつに興味を持ったらしく5mほどの所まで来て、様子見。写真撮らせてもらいました。

様子見のタヌキ君

耳をそばだてるタヌキ君

よそ見している間にだるまさんがころんだで数歩接近してパシャリ

さすがに気づかれた・・・

おしりがかわいい

河原の葦原に消えてゆきました

 以前から、我家の田んぼでザリガニを捕ったり、足跡を残したり、畦にため糞をしたりと、タヌキがいることは知っていましたが、写真に写ってくれたのははじめてでした。春なのでタヌキも浮かれたか・・・。タヌキ君、また撮らせてね。

 ちなみに今朝は富士山の影は、少し濃い雲に邪魔されて見えませんでした。又の機会に。

タンポポいくつか 3月29日

シロバナタンポポ

 この田の畦に毎年咲くのはシロバナタンポポ。田んぼには今朝の大雨で大きな水たまり。レンゲはまだちらほら咲き。

国道下の路肩にあったタンポポの群落

花の付け根(総苞)を拡大すると。

花の付け根で花を包む総苞の突起がよく目立つので、きっとトウカイタンポポ

我家の八重の椿の根元のタンポポ

毎年ほぼ同じところに顔を見せてくれます。

こちらは総苞の突起はあるのですが、小さいので多分カントウタンポポ

今朝の大雨で水浸し、田植え前?という感じになった田んぼと青空に浮かぶ雲

 蓮華田ではない従来のやり方の田です。今年の田植えは5月25日からということなので、まだふた月弱先、でも水浸し。

我家の田のレンゲはまだまだこれから

 ようやく暖かくなってきたので、これからが楽しみです。今年は田植えですき込む前にレンゲの種の収穫もしてみたいと思っています。

地平から伸びる富士山の影 3月27日朝

富士山の影 3月27日5:34 多少コントラストを強調しています

 富士山から伸びてくる影をとらえることが出来ました。私の辺り(濃尾平野南西部)からは南アルプス南部の山々に隠されて直接富士山を見る事はできません。ですが早朝に富士山から濃尾平野上空に伸びてくる影ならば見れるのではないかと思い、太陽の登ってくる方向が富士山の方向になる前後2週間ぐらいを狙って観察することにしました。今日は大雨の後の快晴で、絶好のチャンスとみて、東のスカイラインが見えるところで待ち構えていました。

南アルプスの山々の少し南、富士山の方向から確かに伸びてきています

 帰ってきてからネット上の富士山ライブカメラで確認したところ富士山も快晴、5:34頃には富士山頂に日が当たり始めていました。方角的に見ても時刻的に見ても確かに富士山の影だと言えると思います。

御嶽山 5:38

 木曽の御嶽山も久しぶりに拝めました。

西側のスカイライン 朝日があたり始めた鈴鹿山脈と月 5:47

 薄くあかねさす雲をまとう鈴鹿山脈。30Kmほど先の山々ですが、最近春霞の中にかすんでいました。今日は久しぶりに見えました。

今日の日の出 5:50

 三河の寧比曽岳(1121m)から昇る朝日。ちょうど富士山の方向になるのは4月9日頃。春霞や黄砂に邪魔されそうですが、まあしばらく楽しめそうです。 

スモモの花にメジロ

 22日は良い天気でしたが、昨日、今日はまた冷たい雨。春はすぐそこで足踏みのようですが、スモモの花はほぼ満開。メジロが忙しそう。

3月22日 スモモにメジロ

 スモモの花にメジロメジロはスモモの受粉も手伝ってくれていました。

スモモの花 

スモモの花とメジロ

スモモの樹 樹の下の方の枝はほぼ満開

スモモの花 下から見上げると、がくの緑がアクセント

フェルトのような質感のメジロの羽毛

 花ある樹にメジロ。あちこち、ちょんちょん動き回って忙しい。

体が柔らかくないと、メジロはつとまりませんね。

メジロ君 スモモの樹の奥に行ったり手前に来たり

 もう少し写しやすいところにきてくれないかな。

スモモの樹の下は、つくし天国、草天国。

 これで暖かくなるとまた草刈りのシーズン到来です。

西に傾いてゆく冬の星座に月と木星 春分の日

3月20日 夕刻の星空 20:10

撮影条件:EOS X9, Tokina AT-X 107魚眼レンズ,10mm F3.5, ISO800, 三脚固定、10秒ごとに5秒露出×10回、比較明合成後コントラスト調整。

 この日は強風が吹き荒れて、星がギラギラとまたたく透明度の良い空でした。明るい月があったのですが、つい瞬く星たちに誘われて魚眼レンズで写してしまいました。

星の名など

 全部で9個の1等星と月と木星がならぶ豪華な夕空です。正確には双子座のカストルは1.6等星なので四捨五入では2等星。ですが、双子の兄弟ボルックスと差をつけるのも気が引けるのでおまけ1等星と言うことで。月明かりと名古屋の街明かりで明るい空なので天の川などはみえませんが、星座を形作る主な星は写っています。それにしてもさすが魚眼レンズ(対角魚眼)、視野が広い。

和名 野尻抱影「日本の星」より

 

 日本では、明治以降の、西洋にキャッチアップするという歴史的慣習のために、星の名は西洋名で呼ぶことが通例となっていますが、古くから日本で呼びならわされた和名があります。和名は各地につたわる生活に密着するものが多く、日本の場合は季節や方角の目印に使う関係なのか、星のならびに対して名付けられていることが多い様です。野尻さんの本には、各地で収録された色んな和名が紹介されています。ここに載せたのはその一部。冬の星座は目立つものが多いため呼び名もいろいろとあります。

 個人的にはオリオンの三つ星を挟んで対峙する赤色(赤旗)の平家星(ベテルギウス)と白色(白旗)の源氏星(リゲル)の対比には感心します。オリオンが出てくるときには、ほぼ垂直に立つ三つ星を挟んで平家星と源氏星がほぼ真横の位置で同じ頃に登ってきますが、沈んでゆくときには、歴史的な勝利者である源氏星が先に沈み、平家星が名残を惜しみながら沈んでゆく姿には風情があると思います。

スモモの花開く 3月19日

 今日はご近所の小学校の卒業式で、子供らの賑やかな声がしています。

 スモモの花、ここ数日冷え込んでいるので開くのはまだ先かと思いきや、あっという間にもう7~8分咲き。

スモモの花

 明るい曇り空で少し花が引き立ちませんが、きれいです。

スモモの花

 今週は少し寒いと言う予報で、きょうも虫たちの気配が薄く、ちゃんと受粉してスモモがたくさんなるかどうか少し心配しています。暖かくなるのは次の日曜からという予報なので、それまで花がもってくれるとうれしいです。

咲き始めた田のレンゲ

レンゲが田で花を付け始めました。

畦のオオジシバリ

 畦のオオジシバリはずいぶん前からぽつぽつ咲いていますが、準備しているつぼみの数も増えてきました。桜満開の頃をすぎれば畦も田も花で満ちるようになってくれるでしょう。

昨年レンゲが全く育たない部分があった田の今年の様子

 魚眼レンズで撮影したので、像がゆがんでいます。今年は昨年のように大きなむらはありません。種を蒔くときに、種に傷をつけたり、レンゲ用の根粒菌を混ぜたり、蒔く時期を湿り気の残る耕運直後にしたりした対策のいずれかが効を奏したようです。

田んぼの様子をみまわっている時に道ばたで出会ったノゲシの花。

使われなくなった養鱒場のカワセミ

 田まわりのルート上にある使われなくなった廃養鱒場で、キキーという声。覗いてみるとカワセミが餌を採っていました。人が近づく心配も無く、安心して小魚を捕っているようでした。最近色んなところでカワセミに出会います。

 今週は少し冬に逆戻りのようですが、その後はいよいよ本格的春。また忙しくなります。