冬の快晴 山岳展望

伊吹山 1月14日昼前

 濃尾平野ゼロメートル地帯からの眺望。この季節一番目立つ山。

名古屋駅のスカイスクレーパーの向こうの中央アルプス

 名古屋駅周辺の高層ビルたち、ちょっと邪魔。

木曽駒ヶ岳など中央アルプス北部

 お昼ちかくでもう陽炎がたっていて、細部ははっきりしません。一番左のビルの上の高まりが木曽駒ヶ岳。その右横に宝剣岳の小さなピークが見えます。

中央アルプス中央部付近

 真ん中で大きな顔をしているのがJRのツインタワー(名古屋駅)で、檜尾岳、熊沢岳あたりを隠しています。その右の四角いのがトヨタのビルで、ちょうど空木岳(うつぎだけ)を隠しています。ちょっとのいてくれないかな。

中央アルプス南部 少し南に移動して撮影

 写真左はしのトヨタのビルの右の高まりが空木岳。その右の同じぐらいの大きさの高まりが南駒ヶ岳、その右仙涯嶺(せんがいれい)の少し狭い高まり、続く少しなだらかな盛り上がりが越百山(こすもさん)。

南アルプス赤石岳

 中央のビルの上の雪をかぶった山が赤石岳の山塊です。太平洋側に近いこともあり冬は雲があまりかからないようです。遠いので小さく見えて目立たない山ですが、このへんからは御嶽山に次いでよく見える3000m峰かもしれません。

北アルプス薬師岳黒部五郎岳槍ヶ岳奥穂高岳乗鞍岳そして御嶽山

 互いの位置関係がわかるように広い領域を撮ったので、山が小さくてすみません。山名札を付けました。いずれも3000m級の山ですが、遠くになるほど奥まって低くみえます。地球が丸いせいで遠くほど沈んでみえるということも関係しています。

薬師岳黒部五郎岳

 真ん中辺りの白い三角が黒部五郎岳。写真の左から5分の1あたりの白いのが薬師岳。この辺が見えるのは、日本海側も晴れて、しかも澄んだ大気の日。

槍ヶ岳山塊・奥穂高岳乗鞍岳 少し移動してこの辺が見やすい場所から

 電信柱を目印にして。一番左の電柱のすぐ右の白い山:槍ヶ岳山塊。左から二本目の電柱のすぐ右の白い山のはじまりあたり:奥穂高岳。それに続くなだらかで大きな山塊が乗鞍岳。冬といえども昼間は陽炎が出ていて細かなところがはっきりしません。

14日早朝の槍ヶ岳山塊・奥穂高岳山塊 午前7時13分 日が当たり始めた頃

強拡大 安定した朝の大気の中、山塊一番左の三角形、槍の穂先がわかります。

 この槍の穂先に登ったのもずいぶん昔のことになりました。

明けゆく御嶽山 午前7時5分 山には日が当っています。

加賀白山  写真右端の方の少し低い白い山塊は岐阜県の大日岳

 濃尾平野西部は高い建物もまだ少なく空が広いです。こういう天気の日は気持ち良く散歩ができ、時間が経つのを忘れてしまいます。