田んぼログ 田植え後一月 6月20日

最初に、昨日水路で見つけた卵は魚の卵でした。でも何の?

 昼前に水槽を見たところ、大きな卵黄をもつ稚魚になってしきりに動いていました。調べてみるとこういう卵を分離浮性卵(しかも表層に浮かんでいるので表層浮性卵)というみたいです。でもコイ、フナ、メダカをはじめ、この辺にいる多くの淡水魚は水草に付着する付着卵なので、いったい何の卵なのか?もう少し育ててみないとわかりません。検索する限りこの辺に居そうな魚で、分離浮性卵で繁殖するのはボラですが・・・そういえば昨年田の導水管に頭をつっこんでいるのを見かけたなあ。ボラかな?

定点観測の田(蓮華不作の方)

 だいぶ茂ってきました。水の中には田の藻(アミミドロ)が繁茂しています。苗も大きくなったのでそのままにしておいてよいかなと思っています。

田の中のアミミドロ

 長細い袋状になっているのが一つのユニットでこれがこのまま成長し大きくなります。飼育観察してみたので、またの機会にまとめます。

定点観測の田(蓮華豊作の方)

 手前の方が水切れ気味で少し苗の分けつ(本数が増える)が悪そうですが、まあ順調。

この田にいたヌマガエル

 この田のオタマの親の一匹?

水路のシマヘビ

 蛙君には怖い天敵の一匹です。音もなく、波立てることもなく。スゥーッと・・・。

水路端のボタンクサギ

 この子も野生化した園芸種のようです。落葉性低木とあります。生き物をお庭に閉じ込めておくのは簡単ではありませんね。

同じく畔の脱走園芸種セイヨウノコギリソウとそれにとまるベニシジミ

 このセイヨウノコギリソウはもう何年も毎年この畔で咲いてます。

ガマ ヒメガマかな?

 小さな放置田なのですが、隣の耕作している田とつながっていて、水が入ります。毎年ガマが茂ります。