コセンダングサの三叉槍、晩秋の蝶など

今の時期の貴重な蜜源であるコセンダングサ、その種です。

 種の先端には3本に分かれたもどりのあるとげとげがあり、これでひっかけてとおりがかったものにひっつきます。服の上からでもこれが痛い。ポセイドンの三叉槍。

 昨日はミカン畑のコセンダングサで種だけになっているのを中心に草刈り機で高刈り、越冬している蝶もいて、日が射し始めると飛び始めます。花がたくさん付いているのは蝶のために刈り残し。作業ズボンは黒い種のイガイガだらけで、チクチクと痛いこと。

日向でまだ舞っているツマグロヒョウモン

 翅を太陽の方向に向けて暖まっていました。

ウラナミシジミもいます。やはり太陽の方に翅を広げていました。

 検索すると、ウラナミシジミは南方系の蝶で、寒いところでは成虫での越冬はしないとする記事が多いです。温暖化で濃尾平野も暑くなり越冬形態も変ってきているのではないかと思ったりしています。いずれにせよ、いましばらく追跡を続けてみようと思っています。どこまで頑張ってくれるでしょう。