続コセンダングサの花畑 ほか 10月27日

花びらをもつコセンダングサ

 コセンダングサの花の多くには花びら(多分がく)はないのですが、たまにこのような花が咲いています。

普通のコセンダングサの花とキチョウ

 春のハルジョオンでは花びら(がく)が退化してゆく変異が見られましたが、コセンダングサも多分花びらが退化したのではないかと思います。たまに花びらを持つものが先祖帰り的に出るということではないでしょうか。

コセンダングサの花のひっつき虫への発展 ①縦に伸びてくる

②種の部分が黒くなり相互に開き始める

③球状に展開しひっつき虫完成

 どこからでもかかってこい!ひっついてやる!

ひっつき虫の「ポセイドンの三つ叉槍」拡大

 う~ん、痛そう!(実際に痛いです)。それに戻しが付いていて服や軍手に付くとなかなか取れません。良く出来てます。ですので早めに刈り取りたいのですが、今の季節の貴重な蜜源であることにこのあいだ気がつきました。

イヌタデの花畑

 この時期コセンダングサと並んでよく咲いているのがイヌタデ(別名アカマンマ)です。

イヌタデ 花拡大

 畑の空き地のあちこちに店を開いています。

ワインカラーの日の出 あんどんを持つお日様と植木ゴジラ 10月27日午前6時16分

 晴れが続いて、地上から広がった塵で、空の低いところの見通しが悪くなっていました。それを通して見る今朝の太陽はちっともまぶしくありませんでした。普通なら消える水銀灯が消え残り、太陽と並べても明るさはそんなに遜色なし。写真を見直していて、水銀灯があんどん、一緒に写っていた植木がゴジラに見えてきました。なにがいるやらわからない世界におっかなびっくり出てきたお日様といったところでしょうか。