まだ尾は長いですが、名古屋近郊の空と私の目では肉眼観察は難でした。このあと西の低空から湧いてきた雲に隠れてしまいました。
付録:太陽観測衛星SOHOによる紫金山・アトラス彗星の観測:
太陽のコロナなどの観測を続けているSOHO衛星による彗星の近日点通過の様子を以下で見る事ができます。なかなか美しいです。
https://soho.nascom.nasa.gov/pickoftheweek/orig-2410_024_AR_EN.mp4
まだ尾は長いですが、名古屋近郊の空と私の目では肉眼観察は難でした。このあと西の低空から湧いてきた雲に隠れてしまいました。
付録:太陽観測衛星SOHOによる紫金山・アトラス彗星の観測:
太陽のコロナなどの観測を続けているSOHO衛星による彗星の近日点通過の様子を以下で見る事ができます。なかなか美しいです。
https://soho.nascom.nasa.gov/pickoftheweek/orig-2410_024_AR_EN.mp4
我家の柿の老木から落ちた1枚の葉。
同じく柿の古木の落ち葉。まだテカリが残っています。この一夏ご苦労様でした。
定期的に(かつ適当に)草を高刈りしていると、季節季節にお花畑が出現します。この時期はイヌタデです。我家の畑横のカワセミの来る水路沿いの道(といってもイタチと私ぐらいしかとおりませんが)で。
イヌタデの花はこんな感じで部分部分が開いています。一つの軸の花が満開というのにはあまりお目にかからないのかもしれません。
朝日が当たり、銀色に光る河原のススキの穂。逆光。ススキのはらっぱが朝の散歩道(川の土手道)のあちこちに出現しています。
奥の黄色いのがセイタカアワダチソウ、右の赤茶色のがセイバンモロコシ。いずれもよく知られた外来種ではありますが、こうやってまとまって咲いているときれいです。堤防を管理する業者の人の手入れの度合いで起こった棲み分け。今年は夏に道沿いが軽く刈られただけ。
花のぼぼ真上から。意外と凝った造りです。
以下昨日20日の山岳展望(山脈)
ビル群左に木曽駒ヶ岳、一番右のビルの背後に空木岳、その右に南駒ヶ岳や越百山、
空が濃くて実にまぶしい日の出でした。
もち米は普通のうるち米と交雑しないように、集落の住宅地に残された小さな田で作っています。ナゴヤダルマガエルやヌマガエルなどがいるので、ヘビやイタチが出入りしていることは知っていましたが、ハクビシンも来ているとは知りませんでした。
ハクビシンは我家の納屋に侵入して糞だらけにしてくれた事があるのでこの辺にいることは知っていましたが、最近はもち米の田のまわりもスズメが巣作りに困るようなモダンな住宅になったので、もういないだろうと思っていました。モダン住宅の何処かに安住の地を見つけたのかもしれませんね。
これはナゴヤダルマガエルがたくさんいる田で見つけたタヌキのあしあと。ツメ跡が特徴。別の田の畦のタメグソも順調に増え続けているので、タヌキさんたち食料には困ってないものと思います。
今年は昨年よりまたナゴヤダルマガエルの数が増えたと思います(ナゴヤダルマガエルは絶滅危惧種ですのでうれしいことです)。この田で100匹近くいるのではないでしょうか。南に住宅、東の畦にジンジャーが繁茂、西の畦は私のええ加減な草刈りでいつも草が茂っていて日陰があり、多分これらが隠れ家になっています。また住宅沿いの日陰に柔らかい田の土をあつめて盛ってあり、上に黒マルチシートを緩く掛けてあるので、これまた真夏に温度の低い隠れ場所があることなどが良いのかもしれません。
さらにこの田はレンゲ農法の2年目ですが、レンゲ農法の場合カエルがまだ土に潜ってない10月下旬に耕してレンゲを蒔き、次に耕運するのは5月の田植え前。その頃にはナゴヤダルマガエルは越冬から目覚めて田の土の中から出てきているので耕運による事故にあうことが少ない事などが、数が増えている理由かも知れません。
稲刈りで出たわらの裁断片の上で。
コンバインが近づくとその振動で逃げ出していきます。たくさんいるので作業の後に写真でもと思っていると、作業が終わった頃にはあんなにたくさんいたのに見つけるのが大変です。わらの下やいろんなところに隠れてしまっています。この写真の子たちはコンバインを止めて稲刈りを中断して撮影。
チュウサギ コンバインの運転席から撮影
このときは1羽でしたが、多いときは10羽ぐらいがコンバインのまわりで飛び出してくるカエル、イナゴなどを待ち構えています。カラスやセキレイの仲間も来ます。写真上の方の田はバインダー(コンバインの様にわらを切り刻まない)で刈り取られた隣の田で、稲わらを家業の花卉栽培に使用しておられます。我家でもわらを少量ですがそのまま残して畑に使用しています。
サギやケリがカエルやイナゴを探しています。田の水たまりはアキアカネの産卵場所になります。卵は孵化寸前まで成長した後春まで休眠。春になり、水が入り代掻きされると孵化し、ヤゴになり、成長した稲で羽化、夏の間鈴鹿山脈や養老山地で過ごしまた今頃里に戻って来て産卵。いつまでも変らない田での営みを続けて生き物たちと付き合えたらなあと思っています。
尾の長さは10度ほど。13日より高度が高くなり、見やすくなりました。14日は自宅の二階からで、私、奥様、愚息での観望会でした。双眼鏡7倍50mm、10cmシュミカセなど。皆長い尾を見る事ができて満足。
稲刈り終了。今日からもみすりです。
追加:
尾がはっきりしてきました。18:30から6秒間隔で撮影した20枚の内、重ねあわせのずれが大きい2枚を除いて重ね合わせたものです。彗星を追いかけて重ね合わせているので背景の屋根などはぼけています。
明日からの稲刈りの準備をしていたら、アキアカネが戻ってきてました。今年の田は水たまりが多く、稲刈りは泥ベッタ覚悟ですが、アキアカネの産卵場所はたくさんあります。子孫繁栄を祈ります。
今年は夏に精力的にクビアカツヤカミキリの成虫を駆除したので、幼虫の木への侵入数は数えるほどです。積極的なカミキリ防除をはじめて3年目ですが、かなり成果を上げていると思います。
秋の陽光に映える青い花は美しいです。
鉄道写真家の中井精也氏が鉄旅のワンポイント講座で、紅葉は逆光で撮れとご教示。少し試して見ましたが・・・
ここ数日朝の風景が美しいです。
朝焼けるベール状の雲。
冬になるとオオバンなどのカモたちが泳いでいたりしますが、今はまだ来ていません。
そういえば明日明後日の稲刈り、その後もみすり、その後は庭木や果樹の剪定をしないと・・・と思った樹木のシルエットでした。
毎年いくつかの田でタヌキの足跡を見る事ができます。今日見つけたこの足跡は少しはっきりしませんが足踏でもしたのか二つ重なっています。ツメの痕があるのが特徴です。田のザリガニ、カエル、イナゴなどを食べに来ているものと思います。今年写真を撮らせてくれたタヌキたちが元気で暮らしていることを願っています。
onosakishirozaemon.hatenablog.com
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昨日NHKの「ダーウィンが来た」で名古屋市街地(名古屋城)のキツネの話をしていました。名古屋の中心部を流れる庄内川沿いに南下してくるのと、ごんぎつねのふるさと知多半島から北上してくるのがいると言うことでした。庄内川は河川敷に広い河原や中州が残っていたりする事、知多半島のルートは工場地帯と田園・住宅地帯の間の緩衝帯である緑地、がキツネが安心して暮らせる場所になっている様であるとの見解でした。
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私のあたりは名古屋の西、木曽川の東に広がるゼロメートル地帯なので、見かけるキツネはこの番組的には庄内川に沿って縄張りを広げてきた子と解釈すべきなのかも知れません。山としては西の養老山地が近いのですが、養老との間には木曽三川(西から揖斐川、長良川、木曽川)があり、これをまたぐのは人間の作った交通量の多い長い橋を渡るしかないと思われるので、少しハードルが高い気がします。一方で木曽川は庄内川に勝るともおとらない河川敷が豊富にある上に周辺には広々とした田園地帯が広がっており、木曽川ルートで来たキツネの可能性は高いのではないかと思っています。いろいろ観察したり調べて見たりしてみようと思っています。
生き物はおもしろいですね。