タヌキの足跡

稲刈り前の少しぬかるんだ田で見つけたタヌキの足跡

 毎年いくつかの田でタヌキの足跡を見る事ができます。今日見つけたこの足跡は少しはっきりしませんが足踏でもしたのか二つ重なっています。ツメの痕があるのが特徴です。田のザリガニ、カエル、イナゴなどを食べに来ているものと思います。今年写真を撮らせてくれたタヌキたちが元気で暮らしていることを願っています。

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 昨日NHKの「ダーウィンが来た」で名古屋市街地(名古屋城)のキツネの話をしていました。名古屋の中心部を流れる庄内川沿いに南下してくるのと、ごんぎつねのふるさと知多半島から北上してくるのがいると言うことでした。庄内川は河川敷に広い河原や中州が残っていたりする事、知多半島のルートは工場地帯と田園・住宅地帯の間の緩衝帯である緑地、がキツネが安心して暮らせる場所になっている様であるとの見解でした。

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 私のあたりは名古屋の西、木曽川の東に広がるゼロメートル地帯なので、見かけるキツネはこの番組的には庄内川に沿って縄張りを広げてきた子と解釈すべきなのかも知れません。山としては西の養老山地が近いのですが、養老との間には木曽三川(西から揖斐川長良川木曽川)があり、これをまたぐのは人間の作った交通量の多い長い橋を渡るしかないと思われるので、少しハードルが高い気がします。一方で木曽川庄内川に勝るともおとらない河川敷が豊富にある上に周辺には広々とした田園地帯が広がっており、木曽川ルートで来たキツネの可能性は高いのではないかと思っています。いろいろ観察したり調べて見たりしてみようと思っています。

 生き物はおもしろいですね。