悪沢岳から昇る太陽 5月3日

悪沢岳/荒川三山から昇る太陽 5月3日5:05

拡大して山岳名

 悪沢(わるさわだけ)岳(荒川東岳 3141m 日本第6位の高峰)。手前に荒川中岳(3084m)が重なっています。荒川前岳(3068m)と共に荒川三山と言われています。私のあたりから見える南アルプスでは一番北に位置する山岳です。これより北の塩見岳白峰三山北岳間ノ岳農鳥岳)は、手前にある恵那山から続く山並みに隠されて直接は見えません。荒川三山は低くなって行くこの山並みの上にちょこんと顔を見せています。悪沢岳南の岩稜?としたのは写真でその存在に気がついたピークです。地図を見る限り、多分悪沢岳南側にある山稜ではないかと思います。

 私は南アルプスでは白峰三山に登っただけです。荒川三山、赤石岳聖岳、光岳など、この辺から見える山岳には一度は登っておくんだった・・・。

この日の東天の風景 5月3日 5:09

 太陽を遮る雲が印象的でした。

5月4日の日の出 5:05

 日輪の上にお耳の様に見える山のシルエット、右の高まりが悪沢岳、左の高まりは恵那山から南に続く尾根にある山です。一日で日の出の位置は北へ移動して悪沢岳からは外れてしまいました。王冠(クラウン)をいただくチャンスは年二回。天気もあるし、位置も年によって微妙にかわります。

5月2日の日の出前に見えた影 山の影それとも雲の影? 4:56

 2日の方が雨の後で空気の透明度は高かったのですが、スカイラインは雲の中。雲の向こうから照らされてくるご来光の中に幾筋かの影がみえました。幅の広い一番右の影は多分赤石岳山塊の影、その左のこれも幅の広いのは荒川三山の影、正面当たりの3~4本の影のいずれかは塩見岳の影ではないかと思いますが・・・背の高い雲の影かも知れません。JAXAのひまわり衛星の画像モニターで見ると、この日、富士山や南アルプスの高峰は雲の上に頭を見せているようでしたので、山の影だと思っているのですが・・・

朝の友 オオヨシキリ 赤いのは何かなと思ったのでトリミングで4倍ほどに拡大 
5月3日5:19

 朝日の写真を撮っているとそばの葦原でギョギョシ、ギョギョシと良く鳴いてます。このほかに姿は見えませんがキジがケンケ~ンとやっています。みな子育ての時期かと。

同じく朝の友 カワセミのシルエット 5月4日4:37

 まだ暗い早朝の堤防でキキーッという声は良く聞くのですが姿は見えず。今日は偶然シルエットで見えてくれました。この子も多分子育ての最中でしょう。お疲れ様。

赤石岳から昇る太陽 4月29日

日輪を背景に赤石岳が見えるクラウン(王冠)赤石岳 雲多くちょっと残念 5:10

 赤石岳(3120m)の山頂が太陽面の左の端にシルエットで見えています。残念ながら雲がかかり、太陽が出てきて直後の姿(山頂が太陽面の真ん中あたりになる)はとらえることが出来ませんでした。赤石岳は大きな山なので30日もチャンスがありましたが、残念ながら雨天でした。きれいな日輪を背景にする赤石岳の姿を狙うのは秋の機会を待つことにします。

その前の日 4月28日の日の出 5:11 快晴の好天 クラウン中森丸山

 28日の日の出位置は赤石岳の南・猿投山の北のちょうど低くなったところあたりでした。赤石岳から兎岳へ続く尾根上の中森丸山(2807m)が光輪の真ん中に来ています。太陽面の山影で一番低いところの右にポコンとある高まりとして見えています。この好天が続いておれば良かったのですが、まあ天気のことは運次第です。

日の出前の堤防で見つけたコマツヨイグサの花とオオバコの仲間 4月28日4:40

 コマツヨイグサの花を撮ってみたら、周辺のオオバコの仲間(多分ツボミオオバコ)の穂が放射状に面白く見えていました。堤防は草がどんどん入れ替わっています。コマツヨイグサの花は日の出前の薄明の堤防でよく目立ちます。

コマツヨイグサの花とオオバコの穂

 オオバコの仲間もいろいろあって面白そうです。コマツヨイグサはあかるくなるとしぼんで赤くなってしまいます。生命力豊かな元気の良い外来種なので、外来生物法の要注意外来生物に指定されているそうですが・・・

久しぶりの山岳展望 4月26日朝

御嶽山乗鞍岳穂高岳槍ヶ岳 4月26日 4:54

山岳名

 左へ行くほど遠くの山です。先日の雨で空気中の塵が一掃され、槍ヶ岳まで見えました。ライブカメラで見ると奥穂高岳のふもと上高地はもう大賑わいです。今夏は久しぶりに小梨平でテント生活を出来たら良いなあと思っています。

槍ヶ岳穂高岳遠望 400mm 4:54

 槍の穂先が小さく見えています。

木曽の御嶽山 4:54

恵那山から南アルプス南部 4:49

山岳名

 恵那山、大川入山は中央アルプス木曽山脈)の南に続く同じ山系の山々です。赤石岳、上河内岳、光岳は南アルプス赤石山脈)南部の山々。猿投山は濃尾平野のはしっこ豊田市にある山です。

本日の日の出は猿投山の方向から 日の出前の朝焼け 5:07

26日の日の出の方向 山の名と

朝焼けの中にたたずむ赤石山脈の盟主 赤石岳 400mm 5:07

26日の日の出  209mm 5:13

26日の日の出 山の名と

 猿投山は台形状の山で、頂は台形の左の方に位置します。聖岳はその台形状の山塊の上に山頂の先っちょだけをちょこんと見せています。この日は猿投山山頂と聖岳山頂の間からの日の出でした。28~29日ごろに赤石岳のあたりから日が昇ってくる予定です。なんとか晴れてくれることを期待しています。

5:19 空気の澄んだ秋の空の様な空模様でした

 この季節の雨は植物にとっては恵みの雨。山展望キチにとっても恵みの雨です。

黄砂の朝

4月19日5:28

 黄砂をとおして見る昇ってくる太陽。手前には水路に係留されているボートと、野原にひろがる植物の白い穂(遠いので正体不明。カヤの仲間の穂?それともタンポポの綿毛?)

黄砂による光の散乱で明るい東の空 4月19日5:30

 東の空がまぶしい。黄砂でまぶしいというのはちょっと意外。

4月20日5:25

 黄砂は多少薄まって雲の模様がわかる。

4月20日5:27 昨日の白く散乱する空と違いそんなにまぶしいわけではない。

 今日は南アルプスの上河内岳からの日の出が拝める予定でしたが、山の上空に雲があって残念ながら山は拝めませんでした。次は4月27日頃の赤石岳からの日の出ですが、この季節透明度の高い朝は望み薄かも知れません。

まだ日の当たらない川面の係留杭にたたずむチュウサギ 4月20日5:20

早朝の川面の風景 4月20日4:43

 日の出がだいぶ早くなって、家を出るのが4時台になってきました。そろそろお日様に置いて行かれそうです。堤防の道はますます人の気配が薄くなって、先日はキツネを見かけました。残念ながらタヌキほどは愛想がよくありません。ひらりと身をかわして葦原に消えていきました。人の知らないところでいろんなのが活動しているようです。

南アルプス 光岳からの日の出 4月15日

光岳(てかりだけ)からの日の出 4月15日5:25

 太陽を横切るスカイラインの左よりのなだらかな高まりが光岳です。この時期、日の出位置が一日に太陽の視直径(~0.5度)の0.8倍程度北へ移動していきますので、ぴったりとはなかなか行きません。明日には逆方向にずれるものとおもいます。今日も大気がよどんでちっともまぶしくない朝日でした。高度で地平線から0.7度程度なので地上の建物や電線がうるさい写真になってしまいました。

ゆらぐ太陽黒点たち 5:31

 今年は太陽活動が活発で黒点がいくつも現れています。朝の地平線近くの厚い大気を通しての撮影なのでゆらいでいますが、今朝の太陽面の黒点群です。

今朝の東天の様子 5:32

 春先は晴れていても大気の透明度が低くて、遠くの富士山の影は望み薄ですが、毎日朝日を拝みに散歩しています。富士山の影も長いこと見えていません。この間見えたのは幻ではなかったかと心配になってきました。次の機会は9月頭です。

もやの中を昇ってくるまぶしくない太陽 5:29

 手前は水路に係留されているボートです。カワセミの声が良く響いていました。

最近の鳥など

4月9日の低気圧通過後の晴天。

 北からの強風で春霞も吹き飛ばされ、この日は久しぶりに鈴鹿・養老がはっきりとみえました。

どうやらこの辺に住み着いたトビ

 風に逆らって目の前をゆっくりと通過。つがいでいて、たぶん近隣で子育て中です。

強い北風にバランスをとるトビ 力はいっている

強い北風の中を、巧みに梶を切りながら羽ばたいて少しずつ風上へ進んでいく。

鳥は3次元空間のいきもの

 ヒトは地べたに張り付いているちょっと窮屈な二次元の生物、とトビを見ていて思いました。

カワウ 

 カワウは水中も3次元で活用できる水空両用の翼を持つもっと自由な奴。でもちょっと臆病もの。それぐらいが自然で生き残るにはちょうど良いのかな。

カワウ

 昨日(4月11日)のニュースで、長良川の鵜飼の鵜がシーズンに向けて予防注射を打たれていました。カワウが希望したわけではないけれど、鳥が人間界で働くのも楽ではない。やはり自然で自由が一番だ、ときっと思っているでしょう。

ケリ  駅近くの露天駐車場で。

 ケケッケケッと鳴きながら近くを通る通勤のヒトを威嚇。この季節、この辺りで草刈りしていると良く威嚇されます。子連れ?近くに巣? 触らぬケリにたたり無し。

喧嘩ッ早い 駐車場の番人?

 でもこの駐車場を借りているヒトに嫌われていそう。

ケリは忙しい

 あちらに車をとめるひとあれば行ってとめるなと言い、こちらに散歩の猫いれば、こちらに来るなと追い払い・・・とにかくこの季節ケリの声が良く聞こえます。

チュウサギも戻ってきています  大雨で水田化した通常農法の田で

カメ団子 甲羅を干すミシシッピアカミミガメたち

 甲羅長20cmぐらいのがごろごろ。この淵にいるのはミシシッピーばかりです。こんなに集まっているのはお寺の池ぐらいでしか見たことがない。ここまで混んでいると、あまりのんびり甲羅をほしていると言う風では無いです。カメ密度高すぎる。

堤防の桜満開 4月7日

毎朝散歩している土手の桜です

土手にそって並木になっています

高圧鉄塔もまた面白い

スギナの絨毯土手を覆う。一面スギナです。

土手を覆うスギナの無限絨毯

 このあとイタドリ(スカンポ)などが生えてきて、そして背丈より高いセイバンモロコシの天下となります。

今朝の日の出 4月7日5:39

 低いところはかすんでスカイラインの山々は見えず。そして富士山の影もまた見えず。太陽の昇ってくる方向はほぼ富士山の方向ですが・・・春霞 うらめしや・・・

今朝、桜並木から東をみた風景。大雨で水がたまった田んぼに日の光 4月7日5:51

 地元の人しかしらない桜並木なので、土日でも人はちらほら。ましてや早朝は、数名の釣り人が釣り糸をたれておられますが、桜並木は独り占めです。