田の生き物 ハラビロトンボ ほか 

 昨日久々に雨が良く降ったので、田の水位を確認したあと第3巡目の畦草刈りを始めました。本当に草が良く伸びます。出会った生き物たち。

水位確認の時に見つけたハラビロトンボ 若い雄

 こういう真っ黒なのははじめて見ました。若い個体の様です。

カイエビを襲うガムシの仲間の幼虫(ヒメガムシ?コガムシ?) 
草刈りの休憩中に観察

 カイエビもだいぶ大きくなって5mm強のサイズ。それを襲うガムシの仲間の幼虫。二枚の貝をこじ開けているようです。この幼虫は1cm程度の大きさですが、別の種類なのか(ガムシ?)もっと大きいのがいる田んぼもあります。成虫になると小さな緑色の甲虫になりゲンゴロウの様に水中で生活しています。

襲われているカイエビには藻類が付いていますがヒドラもついていました

 ヒドラは半透明のやつです。影が下の防草シートに映っていて4本の触手を持っているのがわかります。ガムシの幼虫の方も藻類が一杯ついています。年を経たミジンコも表面に藻類を生やしていたりするので、藻類というのはたくましそうで面白そうです。

ガムシのいた田んぼの様子

 苗はだいぶしっかりしてきました。この田にはナゴヤダルマガエルがたくさんいます。向こうの畦に植わっているのはジンジャー。右手(南側)は人家。草刈りの優先順位1位の田です。いつもこの田から草刈りを始めます。人家が隣にあると色々気を遣います。

アオサギの幼鳥 朝の散歩で

 アオサギの幼鳥も巣立って田んぼでよく見かけます。

チュウサギ 朝の散歩で

 最近は餌を採るのに忙しそうで、割と近くに寄っても逃げません。実際田んぼを覗くとオタマやドジョウがたくさんいます。このほか田んぼをまわっていると良くカワセミと接近遭遇しますが、とても写真を撮れる気がしません。いつも飛んで行く後ろ姿を拝んでいます。

今朝の日の出 恵那山とその影 6月19日4:42

 夏至が6月21日ですので、日の出位置はもう北限です。この後日の出位置は日々南へ戻って行きます。ちょうど夏至のころに梅雨入りと言うことで、日の出を拝める機会も少なくなりそうです。