梅は既に10kgほど青梅で収穫して梅酒・梅ジュースに漬け込みました。今は木で熟して落ちた実を拾い集めています。梅ジャムになる予定です。熟した梅の良い匂いがしています。
スモモの木の近くにあります。今年はいずれの木もたくさん実を付けています。スモモの木の辺りは、ムクのヒナも巣立ったらしく、ムクの集団がピュルピュルと賑やかなので、熟したら即収穫しないと人の口には入りません。例年半分以上が鳥たちのもの。この写真の二個は、早速奥様と一個ずついただきました。
熟すのはこれから。こちらもムクとの収穫競争が待っています。
収穫は秋ですが、これからカキノヘタムシの食害が始まります。カキノヘタムシは実の付け根に入って実を落としてしまいます。5年程前までは収穫0という年もありました。最近は、有機農法でも使用が許可されている、食べた虫のおなかを下して成長を阻害して駆除する天敵農薬というのを使うことで実の生き残り率を上げることが出来ています。ですが、収穫の秋になるとやはり鳥さんたちとの収穫競争となり、これも半分近くは鳥に持って行かれます。
カメムシの大発生が言われていますが、今のところこの辺では見かけていません。カメムシに吸われると吸われた周りがスカスカになってしまいますが、最近は自家消費や友人隣人親類へのお裾分けが中心で出荷してないので、見てくれの悪いのは自家消費となっています。今のところあまり気にしていません。
あっという間に花が終り、実が膨らみ始めています。こちらは鳥との収穫競争になった事がほとんどありません。表面に付いている短く固い毛が嫌いなのかもしれません。ちなみにこの毛はスーパーなどへ出荷する際には生産農家や組合によってきれいに除去されています。
果樹の受粉に活躍していたクマバチは相変わらず剪定枝や枯木に穴を空けて巣作りをしている様です。花粉が幼虫の餌と聞いていますが、今の時期どこで花粉を集めているのでしょう?田んぼの畦島にあるスイカズラかな?
野菜の花を見ていると、モンシロチョウが良く蜜を吸いに来ています。今の時期、モンシロチョウもよく働く受粉係です。スモモの木の畑寄りには、春先のハルジョオンに続いて、今の時期ヒメジョオンが花畑を作っていて蝶や虫が良く来ていますが、どうやらそのおこぼれで、野菜の花にモンシロチョウがたくさん来るようです。草を愛でる効用?
ベニシジミが野菜の花に来ているのは見たことがありません。野菜の花に比べてストローが短すぎるか?
畑や果樹の下にはたくさんヌマガエルがいます。どうやら上から落ちてくるウリハムシなどの虫や、マルチ代わりに敷いてあるわらの下や草はえの地面にいる虫などを食べているようです。
ヌマガエルは近隣の田で繁殖。成長すると陸へ上がって我家の畑や果樹の根元にたくさん現れます。足の踏み場も無いぐらいと言うのは少し大げさですが、本当にたくさんです。