昨夕の中秋の名月にはすぐ側に土星がお伴していました。土星も写るように露出を調整。お月さんは白く飛んでしまいましたが、土星だけ拡大すると輪っかも確認出来ました。今時のレンズとカメラは良くできてますね。手持ち撮影でも輪っかが写るとは。(KissX9、400mmF6.3、ISO6400、1/60秒、手持ち)
西方、近畿上空の積乱雲の作り出す夕日の光と影。西の空から伸びて東の空へ収束して行きます。この東天の方向には低く中秋の名月があったのですが、撮影したところからはまだ見えていませんでした。朝の高山の影観察のシーズンは終わりましたが、ここ数日夕空が面白いです。
右上が西天の太陽の方向、左下が東天の太陽の反対側です。西から延びて東につながっているのがわかります。これらの光線は実は平行です。西天、東天では遠近法で一点に収束してゆくように見えています。
左の山影は三河の寧比曽岳(1121m)。寧比曽岳には東海自然歩道が通っています。
今朝は西天に残る中秋の名月が川面に映る姿を見る事ができるはずでしたが、いつもの撮影ポイントへ急いでいる途中で鈴鹿上空に湧いた雲の中に隠れてしまいました。残念。また次の機会に。